「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」世界遺産登録決定にあたって

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」世界遺産登録決定にあたって

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録が決定しましたことを心からお祝い申し上げます。私も、長崎県知事在任中から世界遺産登録に向けて深く関わってきた一員として大変嬉しく思っています。

思い返してみますと、平成18年9月に文化庁が世界遺産の国内候補を初めて自治体から公募することになり、長崎県としても本県のキリシタン文化に関連する遺産の世界遺産登録を目指すべく、締め切りまでわずか2カ月という短期間でありながら、平成18年11月に文化庁に提案した結果、平成19年1月に世界遺産暫定一覧表に記載されることになったのです。その後、国の文化審議会による推薦候補としての選定、イコモスの審査等を経て今日を迎えることができました。関係する皆様のご努力に深甚なる敬意と感謝を申し上げます。

平成27年7月に「明治日本産業革命遺産」が世界遺産登録されましたが、本県から二つの世界遺産が登録されたことは大変誇るべきことであり、本県の観光振興に大いに弾みがつくことが期待できます。

一方で、先人たちが築き上げてきた遺産を後世に語り継いでいくための管理・保全に関する諸課題が山積していると聞いています。自治体が知恵を出し合う中で、私もしっかりとバックアップしてまいる所存です。

参議院予算委員長
参議院議員 金子 原二郎